こんにちは、mugiです。
「犬の平熱って何度くらい?」「体温が変化するって本当?」
そんな疑問、飼い主さんなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
うちの子たちもまだ若いけれど、将来のために“今からできる備え”として体温チェックを始めました。
この記事では、小型犬〜大型犬の体温の目安、老犬になるとどう変わるのか、体温の測り方、異常のサインまで、まるっとまとめてみたよ!
おすすめの【犬用体温計】や【消毒グッズ】なども紹介しているので、よかったら参考にしてみてね!
犬の平熱は何度くらい?【サイズ別一覧】
小型犬・中型犬・大型犬の平熱
犬の平熱を知ってますか?
病院へ行ったときに測ってもらう方が多いのではないでしょうか?
私もそうでした…
変化に気づいてあげれるように日頃から愛犬の平熱を知っておいて損はない!
基本の犬の体温(平熱)
犬のサイズ | 平均体温(若い成犬) |
小型犬 | 約38.5~39.2℃ |
中型犬 | 約38.3~39.0℃ |
大型犬 | 約37.8~38.6℃ |
*子犬はやや高め(約38.5~39.3℃)*になることも。
*体温は日中の活動や気温で多少上下するのが普通です。
老犬は何歳から?
犬の老化は犬種や体格によって異なりますが、一般的には以下の年齢を目安に「老犬(シニア犬)」と呼ばれます。
- 小型犬・中型犬:11歳頃からシニア期
- 大型犬:8歳頃からシニア期
年齢とともに代謝や筋肉量が落ち、体温もちょっと下がりやすくなるから、普段の平熱を知っておくのってホントに大事!
では、老犬の平熱を見ていきましょう。
老犬の体温の変化
年齢を重ねると、代謝の低下・筋肉量の減少などにより、体温がやや低くなる傾向があります。
犬のサイズ | 老犬期の平均体温(目安) |
小型犬 | 約37.8~38.8℃ |
中型犬 | 約37.5~38.5℃ |
大型犬 | 約37.3~38.3℃ |
*ただし、健康な老犬でも個体差が大きいため、だからこそ、こまめにチェックしておくのがおすすめ!
🚨体温が異常な場合(病気・緊急の目安)
状態 | 体温(目安) | 考えられる原因例 |
発熱 | 39.5℃以上 | 感染症、炎症、熱中症、ワクチン副反応など |
高熱 | 40℃以上 | 命に関わる緊急事態、すぐ病院へ! |
低体温 | 37.0℃以下(小型) 36.8℃以下(大型) | ・ショック、内臓疾患、失血、寒冷環境など。 ・かなり危険。意識障害のリスクも |
*高齢犬は発熱しても外見に現れにくいことがあり、
「なんとなく元気がない」「ふらつく」などの症状と一緒に確認を。
体温の測り方とコツ
測り方の基本【直腸温】
犬の体温は「肛門に体温計を入れて測る(=直腸温)」のが基本です。
おすすめは、犬用の柔らかい先端のデジタル体温計。人間用より短くて使いやすいから安心!
測るときは、プローブカバーを装着しオリーブオイルなどを先に少し塗ってあげるとスムーズに入ってわんこも痛がりません。*ワセリンなどの石油系はおすすめできない!
①犬を落ち着かせてあげることが大事!
背中をなでてあげたりして、リラックスさせてあげよう。
②体を保定
優しく体を保定して、尻尾を持ち上げあげ、体温計を肛門から2cm程度まで差し込みます。このとき、水平に差し込まないと、直腸の壁に先端が当たりケガをさせることもあるので注意が必要!
飼主も愛犬も慣れるまで、ゆっくり進めていこう。
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→ 柔らかい先端で使いやすく、初心者でも扱いやすい
直腸で測るのが難しい場合は、耳で測るのもアリ!
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直腸で測るのと比べて約1℃低い体温ですが、毎回同じ箇所で継続して測ることで、愛犬の平熱や体調の変化を知ることができます。
*ただし、体調不良や、正確な体温測定が必要な際には、動物病院で体温を測ってもらいましょう。
体温はいつ測る?
人間と同じで、起床時が低く、夕方ごろに高くなるよう。
やっぱり同じ時間・同じ状態のときに測定することで平熱を把握できるね。
逆に午前と午後に分けて測定して、それぞれの平熱を知っておくのもアリ◎
*愛犬の負担になるから日は分けてあげようね!
使用後のケアと衛生管理
体温計の使用後は、毎回しっかりと消毒をしましょう。肛門に直接入れるものなので、衛生面はとても重要。
・使い捨てのプローブカバーを使用する
・測定後はアルコール綿でしっかり拭く
・複数頭いる場合は体温計を分ける or プローブカバーを変える
基本的なケアを守るだけで感染リスクを下げられるよ。
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→ 個包装だから衛生面も安心!
嫌がらないための工夫とコツ
体温測定って、最初はわんこにとっても不安なんですよね。なので、なるべくリラックスさせてあげましょう。
家族に協力してもらい撫でてもらったり・トリーツをあげてもらってる間に体温を測ってみたり工夫して愛犬に恐怖感を与えないように!
そして、一番大事なのは「褒める&ごほうび」!測定が終わったら、大好きなトリーツをあげて「いい子だったね〜」としっかり褒めてあげましょう♪わんこが嫌がらないように、ごほうびトリーツをあげて褒めるとGOOD
*嫌な記憶で終わらないように気を付けて!
体温チェックを習慣にするメリット
普段との違いに早く気づける
「なんか今日、元気ないかも…?」そんなとき、体温を測る習慣があるだけで安心感が全然違うんです。
日頃から愛犬の“平熱”を知っておけば、ちょっとした体調の変化にもすぐ気づけます。
特に老犬になると、見た目だけじゃ気づけない病気のサインも増えるので、体温チェックが役立つシーンはどんどん増えていきますよ◎
病院に行くときも「○日前からちょっと体温が…」って伝えられるから、先生にも伝わりやすいんだよね!
老犬になっても焦らない!
今から少しずつ体温チェックの習慣をつけておくと、老犬期に入っても、焦らず自然にケアできるようになるよ。
愛犬達も習慣化することによって、体温チェックされるストレスも軽減されるよ!
体温以外のケア(皮膚・歯の状態・関節サポートやトイレ環境など)と一緒に、
“毎日の健康観察”のひとつとして組み込んでおくのがおすすめ!
まとめ
愛犬の体温を知ることは、健康を守るための第一歩。
若いうちから習慣にしておけば、老犬期になっても焦らずケアできます。
おうちでできることが増えてくると、「あれ?」ってときにも慌てず対応できるし、自信にもつながるよ!
愛犬を守れるのは飼い主さんだけ。ちょっとした異変に気づいてあげられるのも、やっぱり飼い主さんだよね!
話せない愛犬は、何か訴えてくれているかもしれません。少しでも気づいてあげれるように日々のスキンシップを大切にしましょう!
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